◆Wallabot とは


Wallabot ワラボットとは、ロブ・ブッカーが考案したトレード手法、Wallaby ワラビーの自動売買プログラムです。

ワラビーとは、ストキャスティクスによるダイバージェンスでエントリーする手法ですが、通常のストキャスでは騙しが多いため、ロブは3つの時間足のストキャスを合成した独自のストキャスを開発しました。


チャートに描かれた細いグレーの線が3種類のストキャス、それを合成したものが太い赤線です。

ここでは15分足でトレードするため、ストキャスは15分、60分、4時間足のものを合成しています。

念のためですが、ダイバージェンスとは、ストキャスティクスのようなオシレーターが買い気 (売り気) の減退を示しているにもかかわらず価格が上昇 (下落) する逆行現象のこと。

ダイバージェンスが出ると結構な確率でトレンドが転換するので、それを狙ってエントリーします。

ストップロスは直近高値の少し上 (安値の少し下)、利益ターゲットは直近安値 (高値)におく場合と、ストップロス幅の2倍程度におく場合があり、状況を見ながら決めます。

ワラボットに限ったことではありませんが、ターゲットの1/3から半分まで利益が乗ったところでブレークイーブンにする (=ストップロスをエントリー価格に移してゼロリスクにする) ことをロブは勧めています。

またロブは、ワラビーはどの通貨ペアでもどの時間足でも有効と言っていますが、なんといっても安定しているのはメジャー通貨ですし、ロブは15分足を好んでいるようです。


私自身、ワラビーの検証にそれほどじっくり取り組んだことはありませんが、まあまあ勝てる手法という感触を得ています。

同じように考えたイギリス人が、これを自動売買してみようと思い立ちプログラムしたのが Wallabot ワラボットです。

これをテストしたロブは、以前には自動売買なんてあり得ないとしていた主張を撤回し、たしか今年 (2012年) あたりからライブトレードを開始し、安定的に利益を出していると言っています。

それが本当かどうか、私は証拠を見たことはありませんが。

ちなみにワラボットの開発者 (イギリス人) がリアルタイムで行っているデモトレードの成績はこちらをご覧ください。 ユーロドルです。

私がリスク1%でやっているのと違い、リスク10%のトレード (つまりポジションサイズが10倍) ですので、2011年5月の開始いらい1年半ちょっとで資産が400%近くまで増えています。 まことに羨ましいかぎりですが、それだけ大きなリスク、資金を溶かすリスクを抱えているこということです。


なお、さきほど触れたブレークイーブンについてですが、これは手動でトレードする場合の話であり、Wallabot においてはそのようにはプログラムされていないようです。

Wallabot で推奨されている通貨ペアは、ユーロドル、ポンドドル、ドル円。 時間足は15分です。

通貨ペアごとのデモトレード成績は、ページ上の リアルタイム成績 ボタンからどうぞ。

バックテストの結果については、こちらをどうぞ。 ユーロドル ポンドドル ドル円

通貨ペアごとの特色が出ていておもしろいです。




【以下ご参考まで。私がロブ・ブッカー・ジャパンのまわし者でないことを繰り返しつつ。ライブトレードしていいものかどうか自分自身が試験中であり、今のところ人さまに勧めるつもりはありませんので ...】


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■ ザイFX! の紹介記事はこちら  ※自動売買を資金の何%にすべきかなど参考になります
 

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