ユーロドルをバックテストしたところでは、まずまず期待できそうな結果でした。
Wallabot の発売元 (Rob Booker Japan) では、取引通貨ペアとしてポンドドルとドル円も推奨しているので、それらもユーロドルと同じような成績を出してくれれば、Wallabot はけっこう頼りになるEAということになりそうです。
でも、ポンドドルのバックテストは微妙な結果に ...
テストの前提はユーロドルのときと同じです。
資産 $10,000
トレード 1,000通貨 (0.01ロット) 単位
ポジションサイズ リスク1%
各通貨ペア (ユーロドル、ポンドドル、ドル円) とも15分足
トレード 1,000通貨 (0.01ロット) 単位
ポジションサイズ リスク1%
各通貨ペア (ユーロドル、ポンドドル、ドル円) とも15分足
利益: ▲259ドル (▲2.6%) プロフィットファクター: 0.98
最大ドローダウン: 3,075ドル (25.1%)
トレード: 275回 113勝162敗 (勝率41%)
売: 125回 (勝率38.4%) 買: 150回 (43.3%)
最多連勝: 7 最多連敗: 11
資産は、11年8月にピーク (12,079ドル) をつけてから大きくドローダウン。現在、ようやく上向きになるかどうかという状態です。
目をひいたのが、赤文字で示した SHORT トレードの負けっぷり。 これじゃあきまへんて。
そこで、もしも SHORT をやめて LONG のみにしたらどうなるかというのが次のグラフです。
■ ポンドドル 2010年1月~2012年9月 (2年9ヶ月) LONG のみ
最大ドローダウン: 1,332ドル (11.9%)
トレード: 150回 65勝85敗 (勝率43.3%) ← LONG のみ
最多連勝: 6 最多連敗: 8
曲がりなりにもプラスになりました。 とりあえず今回テストした期間 については、ポンドドルは売りが苦手ということにしておきましょう。
(ちなみに、MT4では チャート上で右クリック > Expert Advisors > Properties > 全般タブ > Common でOnly Long を選択すれば LONG のみのトレードができるようです。私のデモ口座ではそうしていませんが。)
さて、ポンドドルは LONG のみとしたところで、ここ3年たらずのトレードで利益が592ドルとは淋しすぎる。 ポンドドルは駄目なんでしょうか?
そうでもない かもしれない というグラフをご覧ください。 期間を10年たらずまで伸ばしてみました。
■ ポンドドル 2003年1月~2012年9月 (9年9ヶ月) LONG のみ

利益: 2,484ドル (24.8%) プロフィットファクター: 1.08
最大ドローダウン: 1,574ドル (11.9%)
トレード: 459回 190勝269敗 (勝率41.3%) ← LONG のみ
最多連勝: 7 最多連敗: 10
グラフから直観的に理解できるのは、ぐずぐずと足踏みすることは多いが、大きなドローダウンがないこと。
年間の平均利益はたった254ドルですから、もうかるシステムとは言えませんが、ひたすらしぶとく持ちこたえるドジョウ内閣みたいなもんですね。
だから、ポンドドルの 「負けにくい」 特性を信頼するのであれば、ポジションサイズを増やして (現行リスク1% → 2~3%など) がんばる手もあるかと。
Wallabot のバックテスト結果、次回はドル円です。
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最大ドローダウン: 1,574ドル (11.9%)
トレード: 459回 190勝269敗 (勝率41.3%) ← LONG のみ
最多連勝: 7 最多連敗: 10
グラフから直観的に理解できるのは、ぐずぐずと足踏みすることは多いが、大きなドローダウンがないこと。
年間の平均利益はたった254ドルですから、もうかるシステムとは言えませんが、ひたすらしぶとく持ちこたえるドジョウ内閣みたいなもんですね。
だから、ポンドドルの 「負けにくい」 特性を信頼するのであれば、ポジションサイズを増やして (現行リスク1% → 2~3%など) がんばる手もあるかと。
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